「前はできてたのに…」クラスのルールが守られなくなった時に見直したこと

学級経営

はじめに

「前はできてたのにな…」

1学期の最初は、

チャイムが鳴ったら席に着く。

人が話しているときは聞く。

廊下は歩く。

できていたはずなのに、気づけば、

チャイムが鳴っても話している。

先生が話し始めても、

まだ友達としゃべっている。

廊下を走る子も増えてきた。

注意すれば、そのときは直る。

でも、

また次の日には元通り。

「最近、クラスが

緩んできてる気がする…」

そんな不安を感じるようになりました。

「もっと注意しなきゃ」と思っていた

当時の私は、

ルールを守らない子を見つけるたびに、

「チャイム鳴ってるよ!」

「話を聞こう!」

「廊下は歩くよ!」

と注意していました。

ここで見逃したら、

もっとクラスが

崩れてしまう気がしたからです。

だから、

気づいたら注意する。

またやったら、

もう一度注意する。

それでも変わらなければ、

少し強く言う。

でも、

注意する回数は増えるのに、

クラスはなかなか変わりませんでした。

注意しても、また元に戻る

「さっきも言ったよね?」

そんな言葉が増えていきました。

注意すれば、

その瞬間は静かになります。

でも、

しばらくするとまた話し始める。

廊下を走っている子に、

「歩こうね。」と伝えても、

次の日にはまた走っている。

そのたびに、

「なんで守れないんだろう…」

と思っていました。

でも、

あるとき気づいたんです。

私は「守れていない子」ばかりを見て、

注意することに必死になっていました。

必要だったのは「もう一度そろえること」

クラスのルールは、

一度伝えたら

一年間ずっと守れるものではありません。

子どもたちも慣れてくれば、

少しずつ、

「これくらいならいいかな。」

が出てきます。

そこで私は、

注意を増やすのではなく、

「今、何を大切にするのか」を

クラスでもう一度確認する

ことにしました。

「前にも言ったよね。」

ではなく、

もう一度そろえる。

ここから、

私の関わり方を変えていきました。

全部ではなく、一つずつ整えた

一度に、

「あれも守ろう。」

「これも直そう。」

とはしませんでした。

例えば、今週は、

「人が話しているときは聞く」

を大切にする。

できている子がいたら、

「○○さん、
話している人を見て聞いているね。」

と伝える。

できていなかったら、

「今、大切にしていることは
何だった?」

と確認する。

次から次へと注意するのではなく、

今、何をそろえるのかを はっきりさせました。

少しずつ「当たり前」が戻ってきた

すぐに、

全員ができるようになったわけではありません。

それでも、少しずつ、

先生が話し始めると

こちらを見る子が増えた。

チャイムが鳴ると、

「座ろう。」

と子ども同士で

声をかける姿も出てきた。

そして、私自身も、

一日中いろいろなことを

注意することが減っていきました。

「守らせる」ことばかり考えていたクラスが、

少しずつ、

「みんなで大切にする」クラスに 変わっていきました。

崩れ始めたときこそ、注意を増やさない

「前はできていたのに…」

と思うと、

つい、「もっと注意しなきゃ。」

と思ってしまいます。

でも、

注意することが増えすぎると、

何が本当に大切なのかまで

分かりにくくなります。

だから、

クラスが少し緩んできたと感じたときほど、

一度立ち止まる。

そして、

「今、このクラスで

もう一度大切にしたいことは何だろう?」

と考えてみる。

全部を一気に直すのではなく、

一つ決めて、 もう一度みんなでそろえる。

私はこれを大切にしています。

やってみよう!

今のクラスを

思い浮かべてみてください。

「前はできていたのに、

最近できなくなってきたな。」

と感じることはありませんか?

一つだけで大丈夫です。

例えば、

「人の話を聞く」

「チャイムで切り替える」

「廊下を歩く」

その中から、

今、もう一度大切にしたいことを

一つ決めてみてください。

そして明日、

注意から始めるのではなく、

クラスのみんなと

もう一度確認してみる。

「私は明日、○○をもう一度確認します!」など

ぜひ公式LINEのトーク画面から

アウトプットしてみてください!

クラスが崩れてから立て直すのではなく、

小さな変化に気づいたときに整える。

その積み重ねが、

落ち着いたクラスにつながっていきます。

最後まで読んでいただき

ありがとうございました!

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