バラバラだったクラスが変わった「先生がまとめる」をやめて気づいたこと

学級経営

はじめに

「先生!Aくんがやってくれません!」

「先生!Bちゃんが勝手に決めました!」

何かあるたびに、

聞こえてくるのは

「先生!」

困っている友達がいても、

誰かが助けるわけでもない。

係や当番でも、

「それ私の仕事じゃない。」

「Cくんがやってない。」

そんな言葉が聞こえてくる。

一緒の教室にはいる。

でも、クラスがどこかバラバラ。

「どうしたら、
もっとまとまりのあるクラスになるんだろう…」

私はずっと悩んでいました。


「いいクラスにしなきゃ」と必死だった

私は、

「担任の私がこのクラスをまとめなきゃ。」

と思っていました。

トラブルが起きたら、

間に入って解決する。

困っている子がいたら、

私が助ける。

係が動かなければ、

「○○係さん、お願いします。」

と声をかける。

行事の前には、

「みんなで協力しよう!」

「クラスで一つになろう!」

と何度も伝える。

私は、

クラスをよくするために

一生懸命だったんです。

でも、

私が頑張れば頑張るほど、

子どもたちは私を見るようになりました。


「仲良くしよう」では変わらなかった

友達同士で何かあれば、

「先生、どうしたらいい?」

係の仕事が進まなければ、

「先生、Cくんがやりません。」

困っている子がいても、

先生が何とかしてくれる。

そんな状態になっていました。

もちろん、

子どもたちに何も伝えていなかった

わけではありません。

「友達のことも考えよう。」

「困っている人がいたら助けよう。」

「みんなで協力しよう。」

何度も伝えていました。

それでも、

教室の空気は変わらない。

「こんなに言っているのに、

なんで伝わらないんだろう…」

そう思っていました。


クラスをつなぐのは、先生じゃなかった

そんなとき、

私は自分のクラスを見ていて

一つのことに気づきました。

子どもと私の関係は

少しずつできている。

でも、

子どもと子どもの関係が

ほとんど育っていない。

困っている子がいれば、

私が助ける。

頑張っている子がいれば、

私が褒める。

トラブルが起きれば、

私が解決する。

全部、「先生と子ども」

で終わっていたんです。

私は、

「どうやって私がこのクラスをまとめよう?」

ばかり考えていました。

でも、

本当に必要だったのは、

先生が子どもたちをまとめることではなく、

子ども同士がつながること。

ここから、

私のクラスの見方が

少しずつ変わっていきました。


「先生と子ども」から「子どもと子ども」へ

それから私は、

自分だけが子どもと関わるのではなく、

子ども同士をつなぐこと

を意識するようになりました。

例えば、

誰かが友達を手伝っていたら、

「先生は見てたよ。」

だけで終わらせず、

「Aさんが困っているとき、

Cさんが手伝ってくれていたね。」

とクラスにも伝える。

友達に助けてもらったときには、

「ありがとうって言おうね。」

だけではなく、

「どんなところがうれしかった?」

と聞いてみる。

係活動でも、

先生がすぐに答えを出すのではなく、

「みんなはどうしたらいいと思う?」

と子どもたちに返す。

少しずつ、

私一人がクラスを動かすのではなく、

子どもが子どもを見る場面

を増やしていきました。


「先生!」の前に、友達を見るようになった

もちろん、

すぐにクラスが

一つになったわけではありません。

トラブルもあります。

言い合いになることもあります。

それでも、少しずつ、

今までとは違う姿が

見えるようになりました。

プリントを落とした子がいたら、

近くの子が拾ってくれる。

準備が遅れている子がいたら、

「一緒にやろう。」と声をかける。

係の仕事を忘れている子がいたら、

先生に言いに来る前に、

「今日、係の日だよ。」と友達が伝える。

そして、

何かあるたびに聞こえていた

「先生!」

が少しずつ減っていきました。

代わりに増えたのが、

「大丈夫?」「一緒にやろう。」「手伝おうか?」

という子どもたちの言葉でした。

バラバラに見えていたクラスが、

少しずつ、

子ども同士でつながるクラスに

変わっていったんです。


「まとまり」は先生がつくるものじゃない

クラスがまとまらないと、

担任は、

「もっと声をかけなきゃ。」

「もっとルールを徹底しなきゃ。」

「私がしっかりまとめなきゃ。」

と思ってしまいます。

私もそうでした。

でも、

先生一人が頑張って

子どもたちをまとめようとすると、

いつまでもクラスの中心には先生がいます。

目指したいのは、

「先生がいるからまとまるクラス」ではなく、

「子ども同士でつながれるクラス」。

だから、

困っている子を見つけたら、

先生がすぐに助ける前に、

周りの子に目を向けてみる。

友達の素敵な姿を見つけたら、

先生だけが褒めて終わるのではなく、

クラスにつなげてみる。

先生が全部つなぐのではなく、

子どもと子どもが

つながるきっかけをつくる。

その積み重ねが、

バラバラだったクラスを

少しずつ変えていきます。


やってみよう!

明日、クラスの中で一つだけ、

「子どもと子どもをつなぐ」

を意識してみてください。

例えば、

友達を手伝っている子を見つけたら、

「優しいね。」で終わらせず、

「Aさんが困っていることに

気づいて手伝ってくれていたね。」

とクラスに伝えてみる。

誰かに助けてもらった子には、

「Bさんがいてくれて、どうだった?」

と聞いてみる。

小さなことで大丈夫です。

「明日は友達のよさを

クラスに広げてみます!」

「困っている子を

子ども同士でつないでみます!」

ぜひ公式LINEのトーク画面から

アウトプットしてみてください!

クラスをまとめようと、

先生一人で頑張らなくて大丈夫。

先生がまとめるクラスから、

子ども同士でつながるクラスへ。

明日から、

一つずつ始めてみてください。

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました!

きき

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