「ほめてるのに伝わらない…」子どもが伸びるほめ方で大切なこと

生徒指導

はじめに

「子どもはたくさんほめましょう。」

若手の頃、

私は何度もこの言葉を聞きました。

だから、

「すごいね!」

「えらい!」

「よくできたね!」

できるだけ子どもを

ほめるようにしていました。

でも、

「これで本当にいいのかな?」

と思うこともありました。

ほめても、

同じことを繰り返す子。

ほめても、

あまり嬉しそうではない子。

そもそも、

何をどうほめればいいのか分からない。

そんなことはありませんか?


私が大切にしているのは「行動」をほめること

私が今、

子どもをほめるときに

大切にしていることがあります。

それは、

「すごいね」「えらいね」で終わらせず、

何がよかったのかを具体的に伝えること。

例えば、

「えらいね!」ではなく、

「言われる前に準備できたね。」

「すごいね!」ではなく、

「困っている友達に 自分から声をかけていたね。」

「よくできたね!」ではなく、

「最後まで諦めずに 自分で考えていたね。」

このように、

子どもの行動をそのまま言葉にして

伝えること

を意識しています。


「すごいね!」ばかり言っていた

でも、

若手の頃の私は違いました。

子どものいいところを見つけたら、

「すごい!」

「えらい!」

「さすが!」

と、とにかくほめていました。

もちろん、

ほめないよりはいい。

そう思っていました。

でもある日、自分が一日、

どんな言葉で子どもをほめているのか

振り返ってみると、

ほとんどが、

「すごいね!」

「えらいね!」

だったんです。

「私、何をほめているんだろう?」

そこで初めて、

自分のほめ方について

考えるようになりました。


何がよかったのか、子どもに伝わっていなかった

例えば、

朝の準備を

いつもより早く終えた子に、

「すごいね!」

と伝える。

友達の落としたものを

拾ってあげた子にも、

「えらいね!」

と伝える。

最後まで粘り強く

問題を解いた子にも、

「よくできたね!」

と伝える。

全部ほめています。

でも、

何がよかったのかは

ほとんど伝えていませんでした。

そこで、

言葉を少し変えてみました。

「すごいね。」

ではなく、

「今日は先生が言う前に 朝の準備ができたね。」

「優しいね。」

ではなく、

「○○さんが困っていることに気づいて、 自分から手伝えたね。」

すると、子ども自身も、

「自分のどんな行動がよかったのか」

が分かりやすくなります。

ここから私は、

ただほめるのではなく、

「何がよかったのかまで伝える」

ことを大切にするようになりました。


私が意識している3つのほめ方

具体的に、
私が意識していることは3つあります。

① できたことをそのまま伝える

「えらい!」だけではなく、

「時間までに準備できたね。」

「最後まで自分で片付けられたね。」

できた行動をそのまま伝えます。

特別な言葉を

考える必要はありません。

見えた姿をそのまま言葉にする。

これだけでも、

十分ほめることができます。

② 結果だけではなく、途中を見る

100点を取った。

作品が完成した。

発表が上手にできた。

そんな結果だけではなく、

そこまでの姿も見ます。

「分からなくても、 もう一回考えていたね。」

「昨日より丁寧に 書こうとしていたね。」

「緊張していたけど、 最後まで話せたね。」

結果だけではなく、

その子が頑張った過程

にも目を向けます。

③ 当たり前にできていることを見つける

ほめるところを探そうとすると、

目立つ活躍ばかりを

探してしまうことがあります。

でも、教室には小さな「できた」が

たくさんあります。

チャイムが鳴ったら座れた。

友達の話を最後まで聞けた。

落ちているゴミを拾った。

次の授業の準備をしていた。

そんな姿を見つけたら、

「チャイムが鳴る前に 座って待っていたね。」

と伝える。

特別なことをした子だけではなく、

普段の小さな行動にも

目を向けるようにしています。


ほめることに迷わなくなった

このほめ方を意識するようになって、

私自身も変わりました。

以前は、

「何てほめよう?」

「これくらいでほめていいのかな?」

と考えていました。

でも、

子どもの行動を

具体的に見るようになると、

特別なほめ言葉を

考える必要がなくなりました。

見つけた姿を、そのまま言葉にすればいい。

そして、

子どもたちにも少しずつ、

「先生、今日自分からできたよ!」

「昨日よりできた!」と

自分の成長に気づく姿が

見られるようになりました。


ほめ方に正解の言葉はいらない

「子どもをほめましょう。」

と言われると、つい、

上手なほめ言葉を 探してしまいます。

でも、大切なのは、

「すごい言葉でほめること」

ではありません。

その子のどんな姿を見ていたのかを

具体的に伝えること。

「すごいね。」だけで終わらせず、

「○○できたね。」まで伝えてみる。

それだけでも、

子どもは、

「先生は自分のことを 見てくれていたんだ。」

と感じることができます。

ほめ方が分からないときほど、

上手な言葉を探すのではなく、

まずは、目の前の子どもの行動を よく見ること。

そこから始めてみてください。


やってみよう!

明日、子どもをほめるときに、

一つだけ意識してみてください。

「すごいね!」

「えらいね!」

で終わらせず、

そのあとに、

「何がよかったのか」

を一つ付け加えてみる。

例えば、

「すごいね!
先生が言う前に準備できたね。」

「えらいね!
困っている友達に気づけたね。」

これだけでOKです。

「明日は子どもの行動を

具体的に伝えてみます!」

「当たり前にできていることを

一つ見つけてみます!」

ぜひ公式LINEのトーク画面から

アウトプットしてみてください!

読んで終わりではなく、

明日、一つやってみる。

その積み重ねが、

子どもの小さな成長に

気づける先生につながっていきます。

最後まで読んでいただき

ありがとうございました!

きき

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